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Channel: はがき随筆・鹿児島
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二つ釜の夫婦

 みそ汁も料理も別々に作り、食卓も食べる時間も別々で、飯も別々の二つの釜で炊く夫婦がいる。もちろん財布も別々で同じ屋根の下に2人で暮らしているけど別々の部屋にいるから、領土争いも金融制裁もなく友好的である。  子供3人、孫6人に恵まれ少子化対策まで完全にクリアして総理大臣が手をたたいて喜びそうな夫婦である。...

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今年の桜

 今年の桜を書き始めて10年が過ぎた。吉野から年ごとの風景がよみがえる。春を待ちわびるぼくにとって、桜の開花は春を実感する時である。  どこの桜で春を味わうかを妻と語り合うのも楽しみの一つであった。しかし今年は、早い春が我が家の庭にあった。早咲きの河津桜5本が妍を競うように咲き誇っている。これを書かないわけにはいかない。...

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目からウロコ

2016年4月 1日 (金)  岩国市  会 員   角 智之 好みのCDやMDが手に入ると車でも聴くため複製を作る。  昨年、機器を新品に替えると、これができなくなった。家電店から説明を受けたが、やはりだめ。先日、オーディオ仲間から、自分で使うMDからCDへの複製について問い合わせてきた。...

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通学路で見守る成長

2016年4月 7日 (木)    岩国市   会 員   片山清勝  家の前は通学路だ。毎日、元気に登下校する児童の姿を見ることが、日常生活の一部になっている。  「おはよう」と声を掛けても、返事がままならなかった1年生が、しばらくすると、はっきりと返せるようになっている。  ランドセルの黄色のカバーが少し色薄くなった分だけ、成長したことを感じさせる。...

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通学路で見守る成長

2016年4月 7日 (木)    岩国市   会 員   片山清勝  家の前は通学路だ。毎日、元気に登下校する児童の姿を見ることが、日常生活の一部になっている。  「おはよう」と声を掛けても、返事がままならなかった1年生が、しばらくすると、はっきりと返せるようになっている。  ランドセルの黄色のカバーが少し色薄くなった分だけ、成長したことを感じさせる。...

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連日の花見 幸せ実感

2016年4月 9日 (土)    岩国市   会 員   山本 一  5日連続で花見をした。最初は3月30日、岩国市内の公園で趣味の会のメンバー十数人と。まだ三分咲きだった。翌31日は次女と2人の孫、わが夫婦の5人で錦帯橋へ。  3日目の4月1日は別の会のメンバーと、やはり錦帯橋。次の日は、在職中の仲間約10人で昼すぎから午後9時まで。  桜はほぼ満開となり、錦帯橋の屋外桟敷で人と酒と桜に酔う。...

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連日の花見 幸せ実感

2016年4月 9日 (土)    岩国市   会 員   山本 一  5日連続で花見をした。最初は3月30日、岩国市内の公園で趣味の会のメンバー十数人と。まだ三分咲きだった。翌31日は次女と2人の孫、わが夫婦の5人で錦帯橋へ。  3日目の4月1日は別の会のメンバーと、やはり錦帯橋。次の日は、在職中の仲間約10人で昼すぎから午後9時まで。  桜はほぼ満開となり、錦帯橋の屋外桟敷で人と酒と桜に酔う。...

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古 希

2016年4月 9日 (土)    岩国市   会 員   安西詩代  69歳の誕生日を迎えた。めいが届けてくれたお祝いの包みを開けると、高野山でもらってくれたお札だ。「開運厄除 古希 安西詩代」と書いてある。  「あら、私はまだ69歳よ」  「高野山では数え年でいくので、69歳でなく70歳。古希です」...

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古 希

2016年4月 9日 (土)    岩国市   会 員   安西詩代  69歳の誕生日を迎えた。めいが届けてくれたお祝いの包みを開けると、高野山でもらってくれたお札だ。「開運厄除 古希 安西詩代」と書いてある。  「あら、私はまだ69歳よ」  「高野山では数え年でいくので、69歳でなく70歳。古希です」...

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ミツバツツジ

 昨日は晴天で、紫紅色の花はあでやかに見えたが、今日はぬれそぼちながら風に揺れている。夫がこよなく愛したミツバツツジ。舅が大切にしていたのを移したのもある。  今年は夫の10年祭と母の5年祭をこの春休みに執り行う。みんなが集まるその日まで、花が色あせないでもっていてくれるといいのだが無理だろう。イワツツジと呼ぶ人が多いが、図鑑にはミツバツツジとある。...

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雪中の鶴

 1月24日の朝、窓越しに見えた菜園の野菜が雪に埋もれ、ネットをはっていたエンドウが雪をかぶって垂れていた。出水に移り住んでこんな大雪は初めて。人の声も物音もしない静寂。ふと越冬地の鶴はどうしているかと夫と車で出かけた。沿道の竹林が美しい。節々に乗った雪が竹の青さを鮮やかに見せた。...

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小さき者

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かわいい春

 「ひいばあちゃん、じゅんこ姉ちゃん、ただいま」  私の母からみればひ孫にあたる4歳の甲高く明るい元気な声。「今日、保育園でお散歩に行って、つくしを取ってきたの。はい、これはおみやげだよ」 小さなもみじの葉のようなやわらかな手にしっかり握られた3本のつくしのぼうや。  「わあ、ありがとう。春を見つけてきたね」...

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監督と彼女

   「お母ちゃん、鹿大の公開授業受けるよね」 「うーん、だんだん不安になってきた。90分もつかなあ~」  「今だよ、今! 思ったときに行動した方がいいよ。その授業が来期もあるとは限らないし……」...

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2人でお茶を

 40歳過ぎて出会い、数年後の桜の季節に遠く離れ離れになった人が、わが家のリビングでお茶を飲む日が来るとは。中島みゆきの「紆余曲折を経て……」という歌詞が頭をかすめる。  茶飲み友だちの域に入った、ということか。10年くらい前まではいろんな意味で距離もあったし、結構な障害もあった。  あなたに会いに夜を越えて、と果てなく遠い道のりを車で走ったこともあったけれど、今ではそんな情熱も体力もない。...

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働き蜂 愛さん

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大隅地区の勉強会

大隅地区勉強会  花曇りの四月二日(土)、リナシティ鹿屋二階談話室にて実施。    少人数の参加で作品が五つだったので、たっぷり時間をかけて微に入り,細にわたって、徹底的に合評、推敲できたのではなかろうか。  故に、書き手は苦い思いをした部分もあろう。痛みを踏み台にして各自が作品に磨きをかけていかれるように願い祈っている。  次回は十月五日(土)、リナシティ鹿屋です。 伊地知記す

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傘寿同窓会

 高校時代の同期生40名が各地から集まって傘寿同窓会を3月末に行った。還暦同窓会以来20年ぶりの再会であった。...

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山笑う

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故郷の山と川

 山や川が私を呼んでいるようだった。そんな気にさせたのは約30年前、訪れた紫尾山のふもとの湯川内温泉の裏山や小川。  石の多い古い山道を歩くこと約3㌔。崖路はコケむして、ヒトツバなどにシダが張りついている。深い森の、スギやシイの大木の中に、ヤブツバキの赤い花がひっそり咲いている。反対側の崖下は清冽な谷川がザーザー音を立てている。  なんと気持ちいいのだろう。...

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