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Channel: はがき随筆・鹿児島
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子育て

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ポテトティッシュ

 一歩外に出る時は必ずマスクをつける、という習慣になってもう2年目になる。奇異に感じていた世の中のマスク群にもだいぶ慣れてきた。...

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一人

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天下一品のお茶

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エンドウの支え合い

 5月の頭になってからと時期は遅いが、エンドウ豆をプランターに2粒まいた。2本ともスクスク育ち、20㌢くらいになったので、ささ竹を根もとに立ててあげた。 翌朝見たらびっくりした。苗さんたちは、ささ竹には知らんふり。それぞれ10㌢ほど巻きひげを伸ばし、その先端を巻き合わせて、空中にアーチを作っていた。 お互い、支え合っているようにみえ、いじらしい。激しい雨に耐えられるだろうか?...

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心が小さくなる

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3年越しの恋

 3年間待ったノウゼンカズラ。 ノウゼンカズラとはつる性の観賞用植物で、夏にハイビスカスに似た橙赤色の花をつける。以前から憧れ、4年前に妻の実家から株分けして植えた。 翌春につるの新芽が梅の木をよじ登ったが、花は咲かなかった。つるの数が増えた翌々年も期待させたが咲かなかった。 今年は花が終わった梅の剪定中、間違ってノウゼンカズラのつるを切って相当悔やんだ。そんな時に会ったつぼみである。...

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てんとコンマ

 リタイア前は役所の職員とも仕事をしていた。1990年代からワープロで文章を書くことが多くなった。ある日、私の文字打ち画面を見て、役所の知人が「横書きの読点は『、』じゃなく『.』だよ」と。「日本文に欧米の符号を使うのは変」と反論すると「公文書はそうなってる」との答えだった。でも、私の違和感は消えなかった。...

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梅雨の晴れ間に

 「雨が降ります。雨が降る」。降り注いだ雨がやみ、久方ぶりにお日様が顔を出した。 庭にアジサイが咲いている。目を凝らしてみると花弁の真ん中に、ハナムグリと3㍉ほどのテントウムシがうずくまり、私がのぞき込んでもビクともせず至極の幸せ。生まれて間もない1㌢ほどのカマキリはスリスリと鎌を研いでいる。まるでお祈りの姿。可愛い。クモが長雨で壊れかけた巣をセコセコ、リズミカルに補修中。...

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石州瓦

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どこのどなた

 ボランティアに買い物にと毎日バイクで通る五ヶ瀬大橋。多くの車が行き交う橋の隅っこを小さくなって走っている。 夏場、所々にある水抜き部分に土がはまって草が生える。それを避けながら走ると車道寄りになりバイク乗りには危険だ。...

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まだ80歳

 畑の約90本のアジサイが見事に咲いた。それを写した写真を数人の友人に送った。 その中の一人、長年大学でピアノを教えてきたKちゃんから市民ホールで開催の「傘寿のピアノコンサート」の招待状が届いた。教え子数人とのコンサート。締めは彼女の声量豊かな独唱。久しぶりに心が震えた。...

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列車違い

 読みかけの本は阿川佐和子著「タタタタ旅の素」。読み進んでいくと、新幹線の列車違いの事が。ユニークな表現に思わず笑ってしまった。 思えば20年ほど前に私も同じ列車間違いで失礼をした。紳士が立ち止まり「あのう、この席は」と切符を出された。私の切符も同じ座席だ。...

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ウオーキング

 脚力と脳の活性化のため、毎日ウオーキングを続けている。好んで歩くのは、市内の萩の台公園にある2㌔の周回コースだ。「天空の回廊」と勝手に名付けて楽しんでいる。 山の頂きに設定された遊歩道を、歩きながら随筆を推敲したり、頭の中で自分史をめくったりしている。尾鈴山の雄大な姿は目の前だし、遠くに垣間見える阿蘇の山々も、山好きの私にはうれしい風景だ。...

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7月のきらめき

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ケルシー

 10年ほど前、本紙「もう一度食べたい」の記事でハート形の青いスモモが載っていた。スモモ大好きの私は、ケルシーという響きのいい名前と、ハートの形にひかれ、すぐ取り寄せた。それは、今まで食べたスモモと全く違う上品な味とかわいい形で、すっかりとりこになった。...

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友の病院話

 私の友人に産婦人科以外の全ての診察券を持っていた男性がいた。3ヶ月に一度、1ヶ月に一度、毎日行くリハビリ、といろいろな病院があった。 薬も毎日3回、朝と夕、朝だけ、2日おき、3日おきと大変だったようだ。私の場合、朝だけ3種類で、なくなったら通院していた。 彼の場合はほとんどが予約制で、全て決まっていた。忙しい日は午前2カ所、午後2カ所とハードスケジュールであった。...

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弟たちの幼い日

 「川畑みかん」の名前は、単に子供たちが軽くつけたと思っていた。ところが川畑みかん発祥の地が南さつま市加世田の川畑小だと81歳で初めて知り、幼い11歳当時の頃を思い出した。 叔父所有の野菜畑が自宅近くにあり、大木に鈴なりの川畑みかん。終戦後で、おなかペコペコの9歳と6歳の弟2人が「キャー」と大喜びで木に登り、騒いだ。...

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まきの時代

 散歩の道沿いに、昔からまきを扱う店がある。久しぶりに通りかかると、割り目も新しい束が積まれていた。店の軒まで高く積み上げられた時代もあるが、今は背丈ほどしかない。 私が暮らすこの町では、昭和30年代に入ってからLPガスや灯油が家庭の燃料として普及し始めた。それまでは風呂もご飯炊きもまきが必要だった。...

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翔平フィーバー

 〝リアル二刀流〟大谷翔平選手にこの夏一番の元気をもらっている。ホームランのかっこいいこと!...

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