Quantcast
Channel: はがき随筆・鹿児島
Browsing all 2762 articles
Browse latest View live

オヤジバンド

2015年10月 9日 (金) 岩国市  会 員   上田 孝 グァーン、会場いっぱいに響き渡るエレキの音と七色の照明。オヤジバンドの演奏会はサングラスに革ジャンのグループによる激しいロックで幕を開けた。思っていたよりうまい! 懐かしい曲でもあったので思わず体が反応した。...

View Article


兄妹

 西の空にあかね色が差そうとしています。私は団地の歩道に立っていました。三叉路の方からかばんを背負った中学生の少年と4.5歳くらいの女の子が手をつないでこちらに歩いてきます。2人は兄妹でしょう。  妹は兄ちゃんを見上げながら話しかけています。兄ちゃんはゆっくりと歩きながら、にこにこと受け答えしています。2人は話しながら私の前を通り過ぎていきました。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

毎日ペンクラブ鹿児島の大隅地区例会

毎日ペンクラブ鹿児島の大隅地区例会でした。 鹿児島市から毎日新聞鹿児島支局・西貴晴支局長をお迎えし、参加者6名で合評会をもちました。 西支局長は今年、鹿児島に着任されたばかり、お互いに自己紹介をもって、和やかな会を始めました。 それぞれ持ち寄った作品に感想を述べ合い、最後に支局長の講評を頂きました。 的確な支局長の指摘には「なるほど…」と全員納得。とても良い勉強会でした。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

ウサギさん

隣の姪っ子のペット、ウサギのココアちゃん。 生後5ヶ月ですが、今日はリードを付けて「うさんぽ」デビュー。 ホーランドロップイヤーの腕白ウサギです。 先代ウサギのモモちゃんは、弱虫でうさんぽデビューでは、怖くてフリーズ。 ところがココアは大喜びでウサギ跳びです。 そろそろ頭の冠毛もきれいに生えてきました。 by アカショウビン

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

おかあさんコーラス

鹿児島県お母さんコーラス合唱祭、終わりました。 県下53団体が参加。参加人員は一体何人になるんでしょう…。 それぞれの持ち味を生かして、さまざまなジャンルの歌を歌い上げました。 信愛コーラスは、 16世紀のマドリガル「すみれ」を原語で、他に 星野富弘さんの曲 「秋のあじさい」「たんぽぽ」を歌いました。 素晴らしい合唱曲です。 あれこれ反省点もありますが、まあ良しししましょう…。...

View Article


傘寿を迎えて1

 私は昭和10年、寺の長男として生まれ、先月5日で傘寿を迎えた。終戦のときは国民学校4年生であった。戦中の思い出は敵機襲来の恐怖意外にあまりないが、戦後続いた耐乏生活だけは忘れられない。社会全体が窮乏し、我が家でも田畑を耕し、牛豚を飼い、農家同様の仕事をして生活を支え、5人の子どもの学資も出してくれた。両親の姿が今も脳裏に浮かぶ。...

View Article

創り出せるか

 満76歳の誕生日から1ヶ月。その間、どれほどの努力・精進を成し遂げただろうか。結果的に怠慢が目立つ。一日一日の充実に心がけるものの、老いの甘えか気力の不足か。...

View Article

スクラップ

 はさみを片手に新聞を読む。切り抜きを始めたきっかけは安保法案である。何かせずにいられなくれなった。  目を皿にして記事をあさるうちに沖縄基地や原発問題、戦争や難民問題、戦争現場で身をていして働く医師たちの記事……SFじみた人工知能考察の記事にまで魅せられてスクラップブックは厚みを増していく。...

View Article


頂いた味わい

2015年10月18日 (日)     岩国市  会員      山本  一  「うまい」。思わず声が出る。初めて出会う味わいだ。天ぷらにすると、他の山菜にはない、ねっとりとした食感がある。...

View Article


頂いた味わい

2015年10月18日 (日)     岩国市  会員      山本  一  「うまい」。思わず声が出る。初めて出会う味わいだ。天ぷらにすると、他の山菜にはない、ねっとりとした食感がある。...

View Article

足音の予感

2015年10月20日 (火)   岩国市  会員  吉岡 賢一  近くに住む孫三兄弟の兄ちゃんは中学生最後の、そして三男坊は幼稚園最後の運動会となったこの秋。 手に汗握る躍動や、思わず手を添えたくなる幼い姿に、私たち応援団は声援を送り続けた。...

View Article

小さな生命

 がん健診に行った。椅子に順々に座って待っていた。  ふと足元を見ると、小さな黒い糸トンボが疲れたように床に横たわっていた。指で羽をそっとつまむと、かすかに足を動かした。  「生きている」  となりの人も  「本当、生きていますね」  そのまま外に出て、そっと離すと、トンボは羽をばたつかせて、静かに飛んでいった。  小さな生命が救われた。がん健診も命を救う営みだ。よかった。よかった。   出水市...

View Article

何歳に見えるの

 先日、近くのスーパーで、2㍑のお茶3本とミルクなどを買った。レジの方に「大丈夫ですか。ゴロゴロは持ってきてないんですか?」と聞かれた。「えっ! ゴロゴロって……」。店員さん、ニッコリ。「はい、あのゴロゴロです」と、引く格好。  私はショックで荷物が持てなくなりそうだった。買い物した物などを入れて引いて歩く車は、失礼ながら私の頭では70代以上の方のものだった。...

View Article


管理されてます

  一人だと、アッタモンですますテゲテゲな私と、少しずつ多くの種類のおかずを食べたい主人との組み合わせ。作らされ、食べさせられて、私まで健康でいられるわけ。先日、主人が健康診断で基本的な検査を受けた。...

View Article

国民文化祭

 今年は鹿児島県が国民文化祭の会場。里の出水市では俳句、日本舞踊、太鼓の会場市となり、関係者は準備に大わらわのようである。...

View Article


はがき随筆9月度

 はがき随筆の9月度月間賞は次の皆さんです。  【優秀賞】4日「風雪」伊尻清子=出水市武本  【佳作】17日「象形文字」堀之内泉=鹿児島市大竜町  ▽23日「彼岸花」古井みきえ=札幌市東区...

View Article

さようなら母校

 鰯雲の浮かぶ秋の日。母校泊野小の閉校運動会に、卒業後56年ぶりに恩師と教え子が集まった。運動会が懐かしく「サシカブイ...

View Article


蝸牛

 華奢な見かけの割に蝸牛は強い。鋭い歯は、根葉どころか、コンクリートまでかみ砕く。長い触覚を左右に振りながら前進する姿は大名行列の露払いのようだ。  乾燥した日が続くと、殻口に障子紙のような膜を下ろして雨を待つ。晴読雨耕が身上だ。  紫陽花の季節限定のイメージがあるが、意外なほど寿命も長い。我が家の蝸牛は同時期に飼い始めた青虫よりもカブトムシよりも長生きしている。...

View Article

しぶとく生きる

 芸能界のみならず、身近なところでも訃報が相次いだ。  年頭、近しい友人のご主人が亡くなった。持病はあったものの、突然のことだったらしい。  3月に人間ドックを受けた私は、初めて肺に影があるので要請密と言われた。3度も4度も検査を受け、やっと経過観察となった。父の家系にがんが多いので「いずれは私も」と思っていたが、いざとなると弱気になる自分がいた。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

花の名で脳トレ

a>  ピンクと黄色の花が隣り合わせで咲いている。昨年カミさんに教わって覚えた花の名前が出て来ない。「あのピンクと黄色の花は何ていう名前だっけ」と聞いて見た。「あれはね、ピンクの方が……ええと、ちょっと待って、あれ、出てこない」...

View Article
Browsing all 2762 articles
Browse latest View live