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Channel: はがき随筆・鹿児島
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見つけ出した楽しみ

 地区の福祉推進チームを立ち上げて7年が過ぎた。1人暮らしの高齢者の見守りと、月1回の「推進チーム便り」を配布しながら、話しかけを始める。夫は「毎月楽しみに見ているよ」と聞くと顔をほころばせた。...

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お遍路さん

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念頭に際して

 光陰矢のごとし、ということわざ通りに歳月の経過が早くて、また新年が回帰してきた。  今年のえとは亥だが、亥とはイノシシのことである。イノシシと言えば、猪突猛進という語句が思い浮かぶ。イノシシのように向う見ずに突き進むという意味で、そのような行動は慎むべきである。...

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さあ立ち上がれ

 地震の頃から体調を崩してずっと街に出ることがなかった。着々と復興が進んでいるお城の姿を見たいし、熊本の繁華街、上通りや下通りの人々の活況も懐かしい。気候のいい11月にバスで街に出掛けようと張り切っていたのに、腰を痛めてまたお預けになった。  年を重ねるごとに月日の流れが早くなり、年齢の重さに今更のように驚く。...

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冬到来

 九州に在る私は北国の豪雪を知らない。雪かき、雪下ろしの大変さを知らない。しかし前年は阿蘇も大雪に見舞われた。屋根を落ちる積雪のものすごい音に首がすくみ、雪崩音は家中にとどろく不穏な日。だが、軒しずくに春の気配を感じるとすぐにそれも忘れる。...

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挨拶の力

 私と妹は毎日決まった時刻にスーパーに行く。時々80過ぎと思える男の人と女の人に会う。擦れ違い様に「おはようございます」と挨拶をする。  女の人は、すぐに笑顔で返事をくれる。男の人は小さい声の返事が返ってくる。ところが、こちらを見た顔が私にかまってくれるな、声をかけてくれるなといった感が伝わったくる。それでも何回も挨拶をしていた。...

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11月22日

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帰省の目的が

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シャインマスカット

 暑さの残る、ある日のこと。知り合いから宅急便が届いた。  箱のテープをはがすと、甘い香りがただよう。説明書に新品種のシャインマスカットとあった。他にピオーネ、梨がある。しばらく、見入った。  手にとると、どれも宝石のようだ。自然が創りだす美しさをしばし感ずる。産地直送とあり、みずみずしい。育てた人が、赤子を包むようにやさしく詰めたのが伝わる。...

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西郷どん

 NHK大河ドラマ「西郷どん」が終わりました。世界を見てきた大久保さん、留守政府を守った西郷どん。意見の相違は仕方ないことだったと思います。...

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ワッハッハ

 「あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ……」と10人程でオジャミを回す。70歳以上の高齢者である。毎週金曜日は通学児童のトイレを掃除して百歳体操をする。その後の余興だが、オジャミの中にペットボトルの栓のようなのも入っている。  我が家の近くにジュズダマがなっているが1個作る程しかない。20個作るには20年生きねばいけない? これは大変。...

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街頭募金

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福よこい

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目標

 今朝、広々とした野原を駆け回っている夢を見た。鮮やかな緑の山々も見える。いくら走っても腰も足も痛くならない。うれしい! あれだけ痛かった体の節々が良くなったに違いない。そう思ったとたん、パッと目が覚めた。  じわじわと腰、肩、膝が痛くなってくる、朝5時だが、寝返りしながら、少しずつ体を起こそう。あちこち痛いのは病気と、年のせいもある。...

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校閲記者

 毎日ペンクラブ鹿児島の秋の研修会は、毎日新聞大阪本社の林田英明校閲記者の講演だった。校正と校閲の違いについて「こぼれる笑顔」と書かれた記事を間違いなく「こぼれる笑顔」と紙面化するのが校正で、「こぼれる」のは「笑顔」ではなく「笑み」と訂正するのが校閲などと、実際に発行された「校閲ミス」を示しながら話した。...

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英語入力で遊ぶ

 カメラ店でプリントを頼む。数年前のこと、発注する際の名前入力がアルファベットで可能と気づいた。たまたま新聞見出しにあったTPP(環太平洋パートナーシップ協定)をヒントに「Trans Pacific Pertnership」とやってみた。店員に「ちょっと遊ばせてもらうよ」とうそぶく。逆に中村さんという変な老人とマークされた。  先日は市電内で見た「KOMAMOTO MuniciPai...

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それから

 それからすでに4カ月がたった。4.5日も過ぎたら、すっかり我が家の愛猫になった。手のひらで包み込むぐらいだった子猫はだんだん大人びてきた。名前は孫娘が「まりん」と付けた。初めは部屋で飼うか外で飼うか迷ったが、結局、縁側に「まりんハウス」を準備して、中に毛布を敷き詰め、夜はハウスで寝てもらうことにした。...

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認知症ケア

 認知症医療の第一人者、長谷川和夫先生の話を聴き感銘を受けた。中でも、認知症患者は「一人の人」として尊重し、その人の視点や立場に立って支えていかなければならないという「パーソン・センタード・ケア」という考え方。長谷川先生は「認知症になっても、人としては発症前と何ら変わらない。ただ暮らしに支障が出るようになったのである」とも言われていた。...

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妻の凡事徹底

 毎年正月は県外の息子家族と娘家族が集まる。孫は2歳から8歳までのやんちゃ4人。  妻は暮れから「おせちは……」とか「子供歯ブラシと紙パンツは……」とか準備に忙しい。  全員そろえば楽しい食事だが、男どもは酒でいい気分。孫たちはやがてドタバタと騒ぎだす。...

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桜が咲いた

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