昨年11月に義父が満92歳で亡くなった。我々は、ここ数年盆正月のみならず、年4.5回は熊本に帰省していた。当初は、老人ホームに入所していた義父を自宅に連れて帰りしばしの自宅生活を楽しんでもらうため。近年は、施設や入院先での世話や支払のためへと帰省の目的も変化していった。そしてついに、その目的がなくなった。今年からは、墓参や旧自宅の管理が主目的となる。義父が残ししてくれた家を拠点に、肥後狂句の会や高校・大学の同窓会の仲間との交流、そして肩の荷の下りた妻との県内探訪を楽しみに帰省したい。
名古屋市昭和区 佐々木信生(71) 2019/1/117 毎日新聞鹿児島版掲載
名古屋市昭和区 佐々木信生(71) 2019/1/117 毎日新聞鹿児島版掲載