手押しポンプ活用を
2016年5月 2日 (月) 岩国市 会 員 片山清勝 大きな災害が発生すると、大勢の人が避難生活を余儀なくされる。避難直後の必要な物としては水の要望が強い。いずれは救援物資として届くけれど、食料とは違った緊急性を要する。 水道が普及する前は、井戸や手押しポンプなど地下水を生活用水に使っていた。都市化が進むにつれ、こうした方式は地方でも見掛けなくなっている。...
View Articleまた会いましょう
2016年5月 2日 (月) 岩国市 会 員 安西 詩代 「今まで世話になったの~。お陰で楽しかった。ありがとう」。91歳の方が言われる。「あら永遠の別れの言葉みたいですね」。もう来週はこの世にいないかもしれないからとのこと。...
View Article積丹半島
積丹半島に夫と息子3人でホッケ釣りにいった。アザラシやイルカが定着している「シャコタン半島」に行った。かつてはニシン御殿がひしめき合っていたが、沿岸漁業の不振で人口流出が止まらず過疎化が著しい。風光明媚で景観に富み、海岸線一帯はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。...
View Article花鉢の舞台
将来は大工さんになりたい小学生の男孫がいる。その大工志向をいいことに、ある日曜日、父親が勝手に物づくりの段取りを始めた。私に何を作ってほしいかとのたもうので、玄関前に花鉢を置く台があればと。...
View Article温泉での出来事
お花見を満喫し、妹家族と温泉に行った。 乳白色の「美人の湯」に身を沈めると、まるで美しくを約束したような錯覚になり、心地よく湯煙の中、眼を閉じていた。「そろそろ上がろうか」と妹は湯からあがったとたんにずっこけてしまった。慌てた私は打撲した足を水で冷やしやりながら、大事に至らず安堵した。...
View Articleコブタカナ
去年の秋、友がコブタカナを作ってみないといって苗をくれた。どん野菜か興味があった。冬は例年になく寒かったが、3月には広い歯を幾重にもつけ大株になった。茎をよく見ると中ほどが子供の頃、柱で額を打ち、コブができたことを思いださせるような膨らみがあり、おかしみがあった。コブは日ごとに膨らみタコのように突き出してきた。自然の造形に驚いた。...
View Article園児のひと言
2016年5月 9日 (月) 岩国市 会 員 片山 清勝 母親と手をつなぎ、会話しながら登園するまっさらな制服が初々しい女の子。初対面だが、挨拶を交わす。すれ違う時「ママ、あのおじさん知ってるの」と声が聞こえた。入園間もない子ども心の不安を知った。振り返ると、子どもの顔を見ながら母親は何か話している。...
View Article緑と白と青の春
今通っている大学の構内には、白い春の風がながれている。イチョウ並木の若葉の緑、風に揺れる万朶の葉っぱの緑色。その横にはハナミズキの白い花が満開。その木の下に立って空を見上げると、優しく涼しい春色の青だ。この色が好き! と思う。...
View Articleウオークで題材探しも
2016年5月17日 (火) 岩国市 会 員 片山清勝 現役時代、30代半ばまでの3交替勤務を含む不規則な生活で、健康策といえば一にも二にも睡眠を心掛けていた。定年退職から15年半、時間に余裕があり、規則正しい生活となり、健康への気配りが変わった。...
View Article仲良し兄妹
亡夫の十年祭には大阪のおい、めいたちも来てくれた。「兄妹3人で小旅行を兼ねて行きます。伯母さん(夫の長姉)を見舞った後、天文館で酔いつぶれてホテルに泊まります」ということで、その夜は市内のいとこも呼んで一緒に飲んだという。...
View Article蛙
戦隊ヒーローが代替わりするように、息子のマイブームは次々と変わる。チョウ、カブトムシときて今年は蛙だ。遠足先の公園にたくさんいて、友達とキャッチアンドリリースを楽しんだらしい。帰宅してからもずっと蛙が欲しいと騒いでいた。...
View Articleはがき随筆4月度
はがき随筆の4月度月間賞は次の皆さんです。 優秀作23日「薄情な息子」道田道範=出水市緑町 佳作5日「母への感謝状」天野芳子=みなみ薩摩市金峰町 ▽10日「小さき者」堀之内泉=鹿児島市大竜町...
View Article桃の木
昨年8月の台風で、畑の桃の木が横倒しになった。横に倒れてはいるが、しっかりと根をはり、起こそうとしても簡単には起こせない。それでそのまま様子を見ることになった。 桃の木は横になったまま、3月末から4月にかけて、小さな桃の花をたくさん咲かせた。見事に咲いた桃の花。母が枝を何本も切って、床の間や玄関、台所に飾った。辺りが春色にパッと明るく染まり、はなやいだ。本当にきれいな桃の花。...
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