
10月10日快晴。台風や雨天後の快晴。一気にサシバが飛び立ち、大きなタカ柱が見られる期待感でいっぱい。
夜明け前、宮崎県都城市の金御岳へ向かう。現地に着くとすでに立派な双眼鏡がずらーり。多くの野鳥ファンが陣取っている。
やがて、眼下の深い森のあちこちから、サシバが上昇するたび歓声があがる。されが群れとなり大きなタカ柱のショーとなる。今日、7544羽の渡りがカウントされた。
生息地の開発、農薬散布によるえさの減少。謙虚に生きよと教えられている気がする。
垂水市 竹之内政子 2016/12/1 毎日新聞鹿児島版掲載