映画「キネマの神様」を見に行った。原田マハの小説を青年劇場が舞台化し昨年見たが、映画製作の方はコロナ禍で難航している様子と見聞きした。 山田洋次監督のオリジナル脚本により、主人公のゴウとテラシンというジジイ2人の関係性が分りやすくなっている。 映画「蒲田行進曲」を30歳で見た。近年は舞台「キネマと恋人」や「キネマの天地」を見た。わが人生の傍らにはいつも映画があった。2000本をはるかに超える作品を見た計算になる。この世に映画を残してくれたエジソンとリュミエール兄弟を「神様」と呼びたい。 鹿児島市 本山るみ子(68) 2021.10.30 毎日新聞鹿児島版掲載
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