手塩にかけて育てたトウモロコシを収穫して、うなぎ温泉に出かけ、知人のスメ(温泉の蒸気釜)に入れてもらう。待ち時間は共同温泉へ。手足を伸ばせば「ヒヤー、よか風呂じゃー」。近ごろは年のせいか、湯水が体の中に染み込んでくるようなあんばいがする。かの大西郷どんも、狩りをしながら県内の温泉地を訪ね歩いたとか。なんだかわかる気がするなあー。
湯上りにトウモロコシをいただく。神秘の湖面をホトトギスの声が渡る。年に一度の幸せな時が流れる。
「森と湖のうなぎの里はお湯と人情と山ホトトギス」
指宿市 有村好一 2016/8/12 毎日新聞鹿児島版掲載
湯上りにトウモロコシをいただく。神秘の湖面をホトトギスの声が渡る。年に一度の幸せな時が流れる。
「森と湖のうなぎの里はお湯と人情と山ホトトギス」
指宿市 有村好一 2016/8/12 毎日新聞鹿児島版掲載